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 海や川を汚さず、汚れた海をきれいにし、魚介類が安全に成育する環境を作り出す研究室、それが水族環境学研究室です。水域環境の水質・底質・微生物生態・物質循環を解明し、水族 (水生生物) に好適な環境の保全・管理・修復に取り組んでいます。私達が取り組んでいる主な研究について紹介します。

Cold
White
Raring water
Bioremediation

白点病は、海産白点虫 (Cryptocaryon irritans) という繊毛虫によって引き起こされます。魚の体表面に感染すると白点となって現れるためこの名前がついています。詳しくはこちら

冷水病は、魚病細菌の一種 (Flavobacterium psychrophilum) によって引き起こされます。アユやサケなどに感染し、水温が低下してくると発症するのでこの名前がついています。詳しくはこちら




微細藻類を稚・仔魚飼育水に加えると、稚・仔魚の成長や生残に良い影響を与えることが知られています。一匹でも多くの稚・仔魚を生残させるために、その原因等を調べています。詳しくはこちら


tidal

人間活動の結果、海にはたくさんの汚れ (有機物) が流れ込みます。この汚れは海自身が持つ自浄能力によってきれいにされています。この自浄能力を支えているのは、その海に生息している細菌たちです。詳しくはこちら

天然の渚を代表する干潟は、海水浄化の場として、また稚魚・稚エビなどの生育の場として高い機能を有しています。干潟に大量に存在する微生物群 (1 gに100,000,000細胞) が、この海水浄化機能の根底を支えています。詳しくはこちら

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サンゴは刺胞動物門に属する動物で、その組織に褐虫藻を共生させています。サンゴは、きれいな海にしか棲息することができないため、しばしばきれいな海を象徴する代表格生物として扱われます。一方、養殖活動は海を"汚す"代表格活動です。両者は、相容れない関係のはずですが、奄美大島のクロマグロ養殖いけすでは・・・。詳しくはこちら

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